ロードバイクメーカーANCHOR RS8の魅力に迫る
ANCHORの旧フラグシップモデルRIS9の弟分として開発されたRS8。コンフォートモデルのRLシリーズとは一線を画す。
開発コンセプトは、プロライダーの厳正・厳密に管理されることを前提にした極限まで無駄をそぎ落とした珠玉の一品ではなく、「初めてレースに参加する」「多少ラフな扱いにも耐えられる」など、十分な耐久性の確保も視野に入れ、強さと速さの高レベルでのバランスを図るところにあった。ゆえに、敢えてワイヤールーティングを外装化、カーボンの積層もより丈夫さを重視したレシピで設計している。勿論、ジオメトリーや剛性感については、ANCHORで長年培われたピュアレーシングバイクらしさを求めた。クイックなハンドルの操作性や、ボトムブラケット周りの堅さはレースシーンを想定。結果、重量こそ軽量バイクには敵わないものの初級~中級者でも臆することなくレースに挑み、『攻められる』フレームとなっている。
また、RS8はヨーロッパを舞台に活動する日本人選手育成チーム「チームユーラシア」にもフレームを供給し、その実力は折り紙つきだ。
ヨーロッパは日本とは異なり、綺麗に舗装された道路は少なく、路面ギャップだらけの舗装道路や、ツールドフランスを走るワールドツアーチームですら落車する石畳ばかりであるが、RS8はダメージをものともせず、ノントラブルで明日を夢見る若い日本人を乗せ、力強く走り続けている。あくまでRS8はピュアレーシングバイクなのである。
今からロードバイクを始めたい、ロードレースを始めたい人にこそ乗ってもらいたい。ANCHORは挑戦する人のためにRS8を作った。
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