ロードバイクメーカーBIANCHIの魅力に迫る
独特のパステルグリーンが特徴的なBIANCHIだが、実は現存する中で最も古い歴史を持つ自転車メーカーだ。
1885年、当時21歳だったエドワルド・ビアンキがイタリアのミラノに小さな自転車店を開いたことからBIANCHIの歴史は始まる。
当時は前輪が大きい自転車が主流だったが、彼は前後輪のタイヤ径を同一にした安全な自転車を開発した。
その後も、当時の発明品であった空気入りタイヤを自転車に採用したり、イタリア女王のために女性用自転車を開発したりするなど、自転車の歴史を作り上げた。
1914年に第一次世界大戦が始まると、イタリア軍軽歩兵隊用にマウンテンバイクを開発。
それは折りたたみフレームに、ライフル用の台座が付いたものだった。
創業から会社として成長を続けるものの、第二次世界大戦では工場が空爆されるという被害を受けた。
だが、BIANCHIはそんなことに屈しない精神を持っていた。
それは、その後のさまざまな国際レースで、BIANCHIが華々しい活躍を続けていることで明らかだろう。
1人の男の自転車への熱意と創造力が、現代にまで受け継がれているといえる。
街中でパステルグリーンの自転車を見かけると、その色づかいからすぐBIANCHIだとわかることも多い。
これはBIANCHIのブランドを象徴するカラーで、「チェレステ」と呼ばれている。
創業者であるビアンキが、当時のイタリアのマルガリータ女王のために女性用自転車を開発した際、彼女の眼の色を再現したといわれている。
このBIANCHI特有のデザインや色づかいに魅了される人も多いだろう。
BIANCHIの自転車はこれまで、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスといった多くの有名な国際レースで表彰台を飾ってきた。
BIANCHIとともに歴史に名を刻んできたトップレーサーも多い。
ファウスト・コッピ、フェリーチェ・ジモンディ、マルコ・パンターニといった伝説のレーサーたちが、チェレステカラーとともに活躍してきたことは有名である。
このように書くとBIANCHIはトップレーサーだけの自転車のように聞こえるかもしれないがそうではない。
BIANCHIは、自転車の核であるフレームの開発に特に力を入れている。
その優秀な機能性は、初心者からプロレーサーに至るまで、多くの自転車愛好者の支持を集めている。
また、ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクやクロスバイクなど、さまざまな用途の自転車を開発している。
従来はアルミのフレームがメインであったが、2007年頃からはカーボンフレームの開発にも着手した。
そして、カーボンフレーム全体の剛性と強度を向上させながらも同時に振動を除去する「カウンターヴェイル」などの新技術の開発にも成功した。
その他にもBIANCHIは、自転車の機能性を高め、より美しいデザインを追求した数々の技術を世に送り出し続けている。
BIANCHIが伝統的な信念と最新技術を駆使してどんな自転車を作り出すのか、これからも目が離せない。
BIANCHI(ビアンキ)LINEUP
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INPLUSO
INTENSO
INFINITO -
OLTRE XR
OLTRE XR1
OLTRE XR2 -
OLTRE XR4
LUPO
IMOLA -
SPECIALISSIMA
FENICE PRO
ANCORA -
VIA BRERA
INTREPIDA
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