ロードバイクメーカーCANNONDALEの魅力に迫る
CANNONDALEは、1971年にアメリカのコネチカット州で誕生した。
創業者ジョー・モンゴメリーはピクルス工場の一角に小さなオフィスを構え、当初は自転車関連の製品の販売を手掛けていた。
社名は、オフィス近くにあった駅名からつけられたという。
1983年になって、初めて自社ブランドの自転車「ST500」モデルを発表した。
アルミチューブを溶接したフレームの自転車は、価格の安さも手伝い、ヒット商品となる。
また、そのデザインは、他社のアルミフレームのモデルにも大きな影響を与えた。
翌年には、業界初となるマウンテンバイク「SM500」の販売を開始し、次々に発表される先進的なアルミフレームにより業界のけん引役となった。
会社として急成長を遂げるなか、生産拠点をアメリカに留め、「MADE IN USA」の品質にこだわり続けた。
ところが、CANNONDALEはモーターサイクル事業への拡大に失敗し、2003年に倒産してしまう。
事業方針の転換を余儀なくされたCANNONDALEは、2008年にドレルインダストリーの傘下となった。
現在は生産拠点をコストの安い中国や台湾に移し、タウンユースの自転車からロードバイクやマウンテンバイクにいたるまで、多様な製品の生産を続けている。
生産拠点が海外に移ったものの、アルミフレームで業界をけん引してきたCANNONDALEの強いブランド力は健在だ。
革新的なデザインかつ高品質の自転車を作り出すことを使命とし、世界中のサイクリストたちに影響を与え続けている。
「カーボンキラー」の異名をとるほど先駆者としてアルミを知りつくし、アルミフレームの開発を続けてきたCANNONDALE
その代表的なアルミフレームといえば、「CAAD」シリーズだろう。
カーボンフレームにも引けを取らない軽量性と乗り心地の良さを実現している。
性能の良さに加えて価格の安さも手伝い、初心者の1台目のバイクとしてもぴったりのモデルだ。
このCAADシリーズは初心者だけでなく、あらゆるレベルのサイクリストに親しまれている。
CANNONDALEの技術力は、アルミだけにとどまらない。
それがカーボンバイク「SUPERSIX EVO」だろう。
超軽量化を実現させただけでなく、走りのバランスを完璧なまでに追求したモデルだ。
ツール・ド・フランスでペーター・サガンのマイヨ・ヴェール3年連続獲得にも寄与し、世界にその存在感を示した。
自転車業界に初めてのマウンテンバイクという新たなスタイルをもたらしたのもCANNONDALEだ。
この分野でも先駆者として他社を圧倒し、アイディアと開発力を示し続けてきた。
その最たる技術が2000年に発表された「Lefty」だ。
Leftyとは、左側フロントフォークのみで前輪ホイールを支えるCANNONDALE独自の技術のこと。
素材を減らすことにより軽量化に成功したのみならず、同時に丈夫で乗り心地の良さも実現しているから驚きだ。
常識を恐れず果敢な冒険に挑むCANNONDALEの姿勢の現れが感じられる。
CANNONDALEは、自転車の既成概念を変え、常に変化とともに先頭に立って突き進んできた。
今後も常識を変えるようなイノベーションを起こしてくれることを期待したい。
CANNONDALE(キャノンデール)LINEUP
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CAADX
CAAD4
CAAD5 -
CAAD7
CAAD8
CAAD9 -
CAAD10
CAAD12
CAAD OPTIMO -
SUPERSIX EVO
SYNAPSE
SLICE -
SUPERX
SUPERSIX3
SUPERSIX5
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