ロードバイクメーカーCARRERAの魅力に迫る
元プロ選手のルチアーノ・バラキとダビデ・ボイファヴァによって設立されたCARRERA(カレラ)はイタリアの自転車ブランドだ。
CARRERAの設立は1989年と比較的新しいが、著しい成長を見せてGIOSやBIANCHIといったイタリアの歴史ある自転車メーカーと肩を並べるまでになった。
急成長の要因は有名選手が愛用するに足る、ロードバイクの性能の高さだろう。
1990年代から他社に先駆けてカーボンをリアバックに配したアルミフレームを開発し、その後も先駆的なロードバイクを世に送り出してきた。
CARRERAの製品はマルコ・パンターニに代表されるイタリアの有名選手の多くが使用、レースでも結果を残すことで、一躍トップブランドに押し上げられたのだ。
CARRERAが他社と一線を画しているのは、独特の形状をしたトップチューブだ。
弓なりに曲がったトップチューブは路面からの衝撃吸収性を高めて、長距離ライドを可能としている。
また、空力特性を活かすために太く成型されたフロントフォークも、CARRERAの自転車を独特なデザインにしている。
特徴的なデザインは、ただ奇抜さを狙ったものではなく、性能と直結したものだ。
上記の特殊なトップチューブやフロントフォークによって、CARRERAのロードバイクは衝撃吸収性の高さや加速性能の高さ、アップダウンの多いコースへの対応力を発揮している。
一方で、その高い性能を活かすためにライダーにも高い能力が求められるため、どちらかというと上級者向けのメーカーといわれる。
上級者やプロロードレーサー向けの特徴は、CARRERA社が提供するフレームオーダーにも見て取れるだろう。
同社のフレームオーダーでは、ライダーの体格に合わせてロードバイクのジオメトリをミリ単位で計算して作ることが可能だ。
もちろん、その分だけ費用はかかる。
しかし、本格的な走りを求める人にとっては、自分の体にピッタリのフレームを手に入れることができる、夢のようなオーダーサービスだ。
1989年に設立された同社の設立趣旨に「自転車愛好家たちの夢をかなえること」と謳われているように、自転車愛好家に最高品質の製品を届けることを目的とし、実行し続けているのが、CARRERAというブランドなのだ。
CARRERAのロードバイクは扱いが難しく、ロードバイクに乗り始めたばかりの初心者にとっては、乗りにくいと感じることもあるかもしれない。
しかし、レースに出場したり本格的に走ったりしたい人にとって、CARRERAは自身のパフォーマンスを最大限に発揮してくれる、非常に魅力的なブランドと言えるだろう。
CARRERA(カレラ)LINEUP
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PHIBRA
ERAKLE
NITRO -
VELENO
ROLL
SHIELD -
ESTREMO
ロードバイクメーカー カレラの買取実績
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