ロードバイクメーカーRIDLEYの魅力に迫る
RIDLEY(リドレー)は自転車が国技の国、ベルギーで誕生した。
始まりは1990年、2017年現在の社長ヨキム・アールツの父、ジョシム・アールツが設立した塗装会社が起源だ。
12歳からベルギーでロードレーサーとしての活動を始め、18歳までミドルクラスで活躍していたヨキムは、当時ベルギーで主流だったスチールフレームの限界を感じたため、アルミフレームの製作を志し、塗装業の仕事を父親と共に開始する。
そして、1996年に自転車メーカーに一新しRIDLEYを設立、ヨキムが社長に就任した。
RIDLEYの作るロードバイクは2007年、同社の自転車を使ったカデル・エヴァンスがツール・ド・フランスで総合2位に輝いたことで、一躍その名を知られることとなる。
カデル・エヴァンスは同年の世界ランキングで頂点に君臨し、ロードバイクの世界でRIDLEYはトップブランドの仲間入りを果たした。
RIDLEYを語るうえで欠かせないのが、その優れた塗装技術だ。
塗装会社に起源を持つRIDLEYには、30年以上に渡る優れた塗装技術の蓄積がある。
自社で品質管理された美しい塗装技術は、RIDLEYを魅力的な自転車ブランドとしている大きな理由だ。
環境面への配慮もこだわりのひとつだ。
塗装においてはスプレーの飛沫を制限し、液体塗料よりも環境に優しい粉体塗装が使用されている。
また、すべてのパッキングや事務用紙、およびプラスチック材料は再生材を使用している。
すべての過程において環境に負担のかからない自転車作りを目指しているのだ。
RIDLEYの売りは優れた塗装技術だけではない。
自転車自体にも優れた技術や経験が詰め込まれている。
2013年にRIDLEYを中心として設立されたフランダース・バイクバレーでは、プロのロードレーサーたちが研究開発に参加し、RIDLEYの自転車にフィードバックをもたらしている。
RIDLEYの自転車製造には周到なテスティングが不可欠だ。
振動疲労テスト、衝撃テスト、圧力テスト、ヘッドチューブ強度テストなど数々の強度テストを実施、そのテストをクリアしたフレームセットに対してさらに風洞テストが行われる。
それだけのテストをクリアしたフレームセットのみが、プロのテストライディングに回され、お墨付きを得られた製品のみが、市販されるのだ。
5人いる世界チャンピオンのうち、4人がRIDLEYの自転車に乗っていたのは、決して偶然ではない。
RIDLEYの誕生の地ベルギーは、古びた石畳やぬかるんだ道などが多く、世界的にもライディングが厳しいことで知られている。
そのような土地で誕生したRIDLEYだからこそ、綿密なテスティングと優れた技術と経験に裏付けられた、優れた自転車を作り出すことができるのだろう。
TREK(リドレー)LINEUP
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